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《願わくは…》
と、桜といえば西行です。 が 「ねがはくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃」」と話が見えすぎるのでしません。 春雷の話。 春の嵐はなんかわくわくします。 しかしポーランドに滞在していたとき、春は重苦しく、苦悩でした。 大陸の長い冬に続く春は狂気に導く感、あり。 でした。蛇足。 さて春雷にわくわくするのは、サンダーバードとワイエスです。 ミサイルが、、、まさに今日?! そう 国際救助隊サンダーバードです。ちょうど宇宙とか戦隊とかロケットとかに興味津々な 小学生の時で、毎回興奮しながら見ていた記憶があります。 イギリスで始まったのが1965年、物語の設定は100年後の2065年で、 日本の放送は翌1966年からです。 人形劇と特撮を組み合わせた「スーパーマリオネーション」という当時としては画期的な 映像表現の手法が使われたそうです。 音声は、録音したテープの音を信号化し、人形の頭部に着けられた装置に同期させていました。 同期、ってこのころからあったのですね。 ちなみにこの手法は「リップシンクロシステム」というそうです。 う〜ん進んでいましたね。知りませんでした。 サンダーバードは救助を唯一の使命として、必要ないと判断するや意外に冷たくあしらっていた ところもアメリカ個人主義ですねえ。 昔の特撮映画とかたまに見ると、バカバカしさと共に苦労の跡が感じられていいものです。 それからワイエス。 「遠雷」を見たとき、春雷を感じました。 アンドリューワイエスの水彩、テンペラをみたのは16歳のころ。日本で紹介されました。 もうすでにエアーブラシによるスーパーリアリズムは興っていましたが 一見アメリカンカントリー? って感じで存在しながら、強い精神性に溢れているのです。 「火打ち石」や有名な「クリスティーナの世界」などは 色彩のコントラストを抑えながら対象を鮮やかに浮かび上がらせていて、 え〜ちょっとお、リアリズムってこう?って。自分に問いかけて…。 私は彼の水彩の絵が好きです。 写実か表現主義か、私にとって永遠のテーマです。 絵も時間と共に色を変え、静かに劣化していくところが、自然でよろしいと思うのですが…。 先日は春雷に起こされました。 寝ていたのか? 意外に気候は穏やかでない春の始まり。 煙る山々、時おり稜線がはっきり見え、陽射しにくすぐられてまさに山笑ふ。 一年前はこんなに穏やかに山を眺めるなんてできなかったなあと。 散り際が潔い、と賛美される桜。 セミの一生といい、日本人は輝く時間の短さに美学を見いだすのですね。 ▲
by water-yo
| 2012-04-13 19:32
| 高橋洋のブログ
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