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お彼岸とともにやっと秋が。
冷房がきょうは暖房にと驚きました。 この夏はいまさら言うまでもなく、思考停止の夏でした。 さながら酸素を求めてパクパク水面でもがく金魚のようでした。 涼しくなると夏の暑さが妙に懐かしくなる、という我儘な思いも今はありません。 前回ちょっと触れましたが、このところ活字を追うのがひどく億劫になり、暑さのせいにしていたのですが。 これが老眼というやつなんですね。 眼鏡を作る、 見える世界が変わるかもと思うとちょっと楽しみです。 ニュートンは「色」についても画期的な発見をしています。 17世紀当時、「色」は物体それ自体が持っている特性と思われていました。 ニュートンは、プリズムで虹を作り、「色」は物体自体が持っているのではなく、それを照らす「光」の中にある、事を証明しました。 「光」は無色に見えるけれど、光の中には波長の違う様々な色が含まれていて、物体に当たるとその中から反射した波長の光だけが人間の目に入って「色」として認識されるということ。 どの波長の光を反射するか吸収するかは、その物体だけが持つ特性である、と。 青紫から緑、さらに赤に至る「色」を感じ取る視神経を持っているのは、脊椎動物だけで、鮮やかな、または毒々しいくらいの虫の色は、天敵の鳥を脅かす役に立っているけど、自分達にはほとんど見えていないということなんですね。 人間にも波長が合う合わないというのがありますが、これは違うかな。 物体表面の凹凸によって乱反射することも。 乱反射した人間世界、なかなか面白い。 秋の訪れは温度より「光」で感じます。 部屋の中程まで入ってくる長い柔らかな光。 夕方6時には辺りは暗くなってきて、窓から入る鋭い人口の光に驚いたりもします。 ![]() 闇があるから光が輝く。 なにやら谷崎の『陰翳礼讃』を思い出します。 昭和初期、西欧文化が一般に浸透しはじめた頃の話。 部屋の隅々まで照らす電灯やピカピカに磨き上げられた銀食器などに、谷崎はかなり違和感や抵抗があったようです。 現代のいらぬ光の氾濫 現代に谷崎がワープしてきたら、落胆のあまり卒倒してしまうでしょうね。 ▲
by water-yo
| 2010-09-27 14:40
| 高橋洋のブログ
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by water-yo
| 2010-09-26 23:04
| 高橋洋のブログ
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