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![]() 《春に想う》 季節感がなくなったと言われる。確かに都会ではそうなのかもしれない。 しかし群馬のアトリエに生活していると、四季の移ろいを否が応にも感じることになる。 この冬は突然の雪に何度か驚かされた。 2月に入って特に寒い日が続き、部屋の中にいて吐く息が白い時も。ははっ。 それでも最近は空気が緩んできて肩の力が抜ける気がする。 浅い春の夕刻、妖しい風が一瞬通り過ぎるとき、ふとポーランドの春を思い出す。 いやな長い春。 寒さに閉ざされた冬からの解放が、人々にどんな心の揺らぎを与えるか。 久しぶりにストラヴィンスキーのバレエ音楽 「春の祭典」を聴く。 初演時の“事件”によって一躍有名になった曲だが、あまりの難解・複雑さゆえ何十年も忘れ去られていたそうだ。 激しい転調、不協和音の連続に、甘美な春への喜びは感じられない。 そこにあるのは春が来た恐れ、そして畏れ。 春が来て、良かった嬉しい、と乙女が舞うのではない。 やっと春が来たのに、大地の神とやらの怒りを鎮めるため乙女を生け贄にするって話なんだから! 人は忍従や閉塞から自由になった時、歓喜の瞬間に戸惑い、己を見失い、発狂する。 たった一度だが、ポーランドで体感した春もこんなものだった。 翻って、日本の「春」は大分様相が違う。 春を愛でる表現は秋の愁いとは違って誠に甘く晴れやかだ。 (と言っても今私のイメージは優雅な宮中の話であるが) 春の歌を万葉集から拾うと、やはり際立つのが大伴家持。 彼は春になると俄然創作意欲が湧いてくるタイプだったらしい。 ![]() あまりに有名なところを二首。 「春の苑 紅にほふ桃の花 下照る道に出で立つ娘子(おとめ)」 「うらうらに 照れる春日に雲雀あがり 心悲しも独りし思へば」 ここには「春の祭典」の狂気や不協和音の匂いは微塵もない。 これを東洋的、西洋的と区別することはあまりに乱暴でナンセンスだとは思う。 が、人間の普遍的な感情にさえ自然は多大な影響を与えているのだなあ、などと思う。 山も笑ってくれるし、ね。 皆さんにとって佳き春となりますよう。 ▲
by water-yo
| 2010-02-28 09:51
| 高橋洋のブログ
もみの木ギャラリーでの個展も無事終わりました。
期間中は寒い毎日でした。わざわざ足を運んでくださった皆さんに感謝です。 懐かしい顔にも会えて。 このブログを見て来ていただいた方々にも。 で、話は今は冬期オリンピックですね。 TVで見るだけですが滑降が好きです。なつかしくスキーしたいですね。 フィギュアスケート男性は中性化して。 なんだかスポーツもアートも悩んでますね。 昨年木を切り倒したことを書きましたが、その後,春の雨の前にと薪用に切り揃えました。 ![]() 単純作業は制作合間にこそぴったりの息抜きになります。 来年、積み上げられた薪たちは薪ストーブで燃やされる夢を。雑感。 ![]() 夢、といえば最近〈ぶた〉の夢を見た。 といっても生身のぶたではなく、私の創作するぶたの絵で、折られた紙の頭から分かれた構図だった。 起きた時、真ん中に仏陀を寝かせようかなと思った。 よく眠りの浅い、起きかけの時、制作途中作品の思いつきや判断を思いつきます。 うまくいってはいませんが。もうすぐ春眠。 ぶた、といえば印象を2つ想う、 ひとつはピンクフロイドがライブで飛ばした巨大な風船の豚。 もうひとつは、タイの現代作家の知人スワンメ−タピスィットの描く、空間に並んだまあるいぶた。 ![]() ぶたの言い方は濁らせないで ぷった ぐらいがいいのにね。 ▲
by water-yo
| 2010-02-26 12:50
| 高橋洋のブログ
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by water-yo
| 2010-02-07 08:36
| 高橋洋のブログ
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